花かづら

左近の桜 右近の橘

お雛様のひな壇の前に飾る植物のことを
『左近の桜』『右近の橘』と呼びます。
(橘とは古事記や日本書紀にも登場する柑橘類の1つです。)
では何故『桜』と『橘』なのかと言うと、
天皇や皇太子の儀式が行われる、
京都御所の紫宸殿を模しているためで、
紫宸殿の南庭には、東に桜、西に橘が植えられています。
また、『桜』と『橘』には
魔除けの(まもり護符)の意味もあります。
飾る際は、
向かって左に橘(右近の橘)
右に桜(左近の桜)を飾ります。
これはどうしてなのかと言いますと、
神社の神様から見ての、
『右近の橘』『左近の桜』
となる為です。
今後ゆっくりではございますが、
橘と桜のつるし飾りも製作してまいります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
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